天才男は美しい
イチローのこと。
プラウディアが『ワンモアビジン』と謳った時、新しい意昧をもった美人の時代が、スクッと立ち上がる気がした。
それは"中身もあって顔だってキレイ、だから自信に満ちた美人"の時代。
こうした美の基準の、じわじわとした変化は、女の世界ばかりじゃなく、じつは男の世界にも起きている。
今や"結婚したい男ナンバーワン"を始め、"理想の大人""理想の彼"と、理想男の人選アンケートでことごとく首位に輝いてしまうのが、あのイチロー。
でもこの人が注目され始めた当時、いわゆる"女受け"する顔にはとても思えなかった。
誰かが、"気弱な板前見習い顔"なんて言っていたのを思い出す。
ところが、打つたびに顔が変わる。
どんどん精桿になっていく。
しかし変わったのは顔じゃなく、こちらの見る目。
天才ぶりが明らかになるにつれ、顔が美しく見えてくるのです。