某作曲家 2
オペラ《ボリス・ゴドゥノフ》
物語は、ポリスがフヨードル一世亡き後の新皇帝に就任するよう民衆から強く要望されて戴冠するところからはじまる。
しかし、ポリスが過去に自分の野望を達成するため、部下に命じ、前皇帝の息子ディミトリーを暗殺したことを暴かれ、最後には、ポリスはディミトリーの幻影に脅かされ、気が狂い、凄惨な死をとげるという内容である。
このオペラの見どころは、なんといっても最後の大詰めで、ポリスが過去に犯した皇太子暗殺の事件にさいなまされ、錯乱のなかで狂い死にするところの凄さだ。