シューマン 2
交響曲第3番変ホ長調作品97《ライン》
「交響曲第三番《ライン》」のなかでも、第四楽章の荘麗な響きは、ケルンの大聖堂でとり行なわれた大司教の枢機卿昇進の式典を見たシューマンが、その感動を音楽であらわしたものである。
わたしも、かつて、このケルンのゴシック建築で有名な大聖堂を訪れたことがあるが、そのとき、頭のなかに高らかに鳴り響いたのは、この曲の第四楽章の旋律であった。
と同時に、シューマンがこの曲を作曲してから、わずか5年後に、悲惨な最期をむかえたことを思い、胸が痛んだ・・・・・。